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   ナ合板(シナベニヤ)
シナ合板-木口写真
 シナ合板(シナベニヤ)の特徴

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 表面の「シナ」はシナノキ科シナノキ属の落葉広葉樹。

 温かみのある淡い黄白色で、節が少なくすっきりとした美しい木目

 きめが細かく滑らかなため、塗装がしやすく美しく仕上げることができます。

 研磨をしなくても滑らかな仕上がりが得られるため

 天井・壁材・建具・家具など表面の仕上げ材として無塗装のまま使用されるケースも多い材質です。

 また、ささくれも少なく柔らかいため、加工がしやすいので

 アイスクリームのヘラ、鉛筆材、マッチの軸木、調度品など様々な用途で広く使用されています。

シナ合板-木目写真
 合板(ベニヤ)とは

 丸太をくむいた板​(単板)を木の繊維方向を交互に縦→横→縦と1枚ずつ重ね合わせ、接着剤を使い圧着して製造されるため

 無垢材などよりも伸び縮みが少なく、強度があり、加工しやすいのが特徴。

 木口(板側面の断面部分)にビスや釘を打つと、貼り合わせた薄い板と板の間にビスなどが入り込み板と板を押し広げ

 剥がれてしまうことがございますので、合板の木口にビスや釘を打つのは向いておりません。

 商品仕様

 規格

 構成・断面写真

シナ合板(シナベニヤ)は下記写真のように、層になるよう薄い板を重ねて貼り合わせた製品です。

単板・芯材の層の事をPLY(プライ)と呼び、 層の枚数をPLY数(プライすう)と呼びます。

 

※下記写真のように9層になっている=9PLY

シナ合板構成

※上記の構成は標準的な構成です。

​ 使用材料により芯材の樹種、PLY数が変わる事がございます。

 品質

弊社の製品は日本農林規格(JAS)​に基づき製造しております。

 安心の低ホルムアルデヒド合板

接着剤の中に含まれている、シックハウス症候群の原因物質の一つといわれているホルムアルデヒド。

弊社では弊社商品をご使用いただくお客様の健康を第一に考え

JAS規格にてホルムアルデヒドの放散量が少なく、使用面積を制限されないF☆☆☆☆(エフフォースター)』​が

証明された製品を製造しております。

 板面の品質基準

用途に応じて準両面または片面をお選びください。

片面

準両面

表面

表面はサンダー仕上げ済(研磨済)きめが細く滑らかな質感で塗装しやすいため、美しく仕上げることができます。

 

シナの温かく上品な風合いと綺麗な木目を活かし、塗装をせず表面の仕上げ材として使用されることも多い材質です。

シナ合板-表面

・表面と同じくサンダー仕上げ済(研磨済)

・表面と比べ単板の接ぎ数が多く、単板の色​(白  

 系・赤系)の差が出る場合がございます。

シナ合板-準両面-裏面写真1(継ぎ目)

・表面と比べ節の数が多い場合がございます。

シナ合板-準両面-裏面写真2(節)

建具・家具・調度品など

裏面

・サンダー未仕上げ(未研磨)のためざらつきがございます。

・節、ハギ、割れ等がございます。

シナ合板-片面-裏面写真1(節、ハギ、割れ)

・大きな抜節や死節などの欠点部分をくり抜き

​ くり抜いた部分に埋め木をする「パッチ修正」

 をしております。

シナ合板-片面-裏面写真2(パッチ修正)

準両面よりも安価

天井・壁材・背板など

​価格

用途

ご使用上の注意

​■動植物・鉱物資源を主な原料とした「自然(系)塗料」と称される塗料を使用されますと

 浸透が多く乾燥時間が長い為、接着不良や色むらが発生する可能性がございますのでご使用をお控え下さい。

■屋外での使用や、屋内であっても高温多湿な場所や水のかかる屋内での使用はお避けください。

■天然木のため木目・色味・節の数などには個体差がございます。

■写真はイメージです。モニターや画面の環境により、実際の色味や質感と異なって表示される場合がございます。

施工事例

シナ合板-施工写真(壁材)
シナ合板-施工写真(壁材)
シナ合板-施工写真(目透かし天井)

Ikeuchi Venner Co.,Ltd.

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